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2005年04月26日

プロウィンドサーファー中里尚雄さん

お仕事関係の打ち合わせ。
竹馬氏の紹介でプロウィンドサーファーの中里尚雄さんとお会いしました!
以前から、中里氏の著作の感想などを書いていて、ファンなのですが、実際お会いしたら本物はものすごく格好よかったです!

ま、仕事の話はここでは触れずに、過去の日記から本の感想を再掲載します。

水人(すいじん)
以下、オフィシャルサイトの紹介文です。
「この本はウインドサーフィンやマリンライフの本ではありません。賞金やスポンサーを獲得するために自我をむきだしにして世界中を回っていた20代の生活。しかし、ウインドサーフィンを通じて海や波や風と向き合ううち、『自然を相手には、自分のちっぽけな見栄、エゴは全く通用しない』ということに気付きます。その後は、マウイ島の電話もテレビも通じないような辺鄙な場所で送る心身ともにゆっくりした日々を送ることになります。」

私は、弟からこの本を薦められたのですが、サーフィンや、マリンスポーツにほとんど興味がなくても、心から感動して読むことが出来ました。
「自然とともに生きる」という言葉をかみ締めなおすことが出来る、素晴らしいエッセイ。お勧めです!


生かされた意味
以前読んだ「水人」の続きにあたる本なのです。
2003年1月に交通事故で瀕死の重傷を負い、プロサーファーとしての復帰は不可能と宣言されてしまった中里尚雄さんが、努力と根性でリハビリを繰り返し、持ち前の前向きな精神で見事プロ復帰を遂げるまでの日記です。
事故にあった直後の辛い入院生活や、痛みとの戦いなど、読んでいる方まで眉をしかめたくなる生々しさですが、それだけに、中里さんのポジティブな考え方や明るさに救われて、読み進めていくことになります。
こんなに、辛い目にあって、こんなに前向きに居られるものなのかなあ…と不思議になりますが、そこが中里さんの魅力なのでしょうね!
本文中よく登場する「ローリング輝子さん」は、私の高校時代の英会話塾の先生でもあります。
ローリング先生も、同じように酷い事故から復活された方で、やっぱり非常に明るくて前向きな方。
命の危険を乗り越えた方々だからこそたどり着ける境地のようなものがあるのでしょうかしらねえ…。
とにかく、普通の日記とは一味居違った、中里さんの日記「生かされた意味」。
(おそらく)あなたが送る生活とは随分違った、海の世界の男の日々の感慨や呟きです。

投稿者 subaring : 2005年04月26日 21:18

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とりあえず時代に取り残されないためブログ開設。 右も左も分からぬままのスタート。無謀か? ところで私は中里尚雄という人間を応援しています。ハワイ・マウイ島... [続きを読む]

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