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2005年04月14日

「武満徹~マイ・ウェイ・オブ・ライフ」

行って参りました。
仕事も無事定時で上がり、上野まで猛ダッシュ。
時間的には余裕で間に合いました。

さて、舞台なのですが。

えーと…もにゃもにゃ…その…
あんまりよく分りませんでした…とほほ。

二階席だったのですが、目が悪くて字幕が読めず…

しかも途中で何度か気絶…

完敗…

もう二度と友達が寝たことを笑ったりしません…


とはいえ、見ていた部分について。

昨日の日記に書いたとおり、具体的なストーリーなどはなく、舞台上の人物の表現と、音楽、そして舞台装置から、我々が色々なものを受け取って組み立てていかなければ成らないわけです。

舞台は非常に奥行きがあるつくりで、最も観客よりの所にオーケストラが控えています。

舞台の両袖には、たくさんの大きな仕切り板のようなものが設置されており、そこに非常に奥行きを感じさせる背景が描かれています。

その仕切り板のようなものを右から左へ、左から右へと移動させることによって、時間や空間の変化を表していたんじゃないかと思います。

とにかく、舞台装置と証明、そしてオーケストラの素晴らしい演奏と、たくさんの場所に設置されたスピーカーから流れる計算された効果音。
多分、分かる人が見たら、素晴らしくレベルが高いものだったと思います。残念ながら私はその辺に非常に疎いのですが。

何か、とても不思議な世界でした。

次は京劇が見たいなあ…
これとか。)
でも、こんな情勢じゃ、京劇団も来られないのではないだろうか…

投稿者 subaring : 23:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月13日

明日のコンサート「武満徹~マイ・ウェイ・オブ・ライフ」

明日行くコンサートです。
定時であがってウルトラダッシュだ!

「武満徹~マイ・ウェイ・オブ・ライフ」

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この舞台にストーリーは、ない。

あえていうならば、死を目前にした一人の老女が自分の人生を振り返り、過去の自分に出会い、やがて本当の自分を見つけだすという物語。しかし、もともとこの舞台用に作られた台詞や脚本は、まったくない。
全てが音楽で語られるこの舞台に、どのようなストーリーを見いだすのかは、すべて、聴衆の判断に任されているといっても過言ではない。

以上 舞台概要より抜粋
***********************************************

あー…。
ジンガロに一緒に行った友人と行くのですが。
友人はまた寝てしまいそうだと、これを読んで思うのでした。
今回はS席(2万9千円)をちょっと安く手に入れましたです。

投稿者 subaring : 23:18 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月01日

ジンガロ、行ってきました!

ジンガロ、行ってきました!
舞台演出がとても綺麗でした!
私はとてもよかったと思うのですが…

万人にお勧めというわけにはいかなさそう…


なぜなら一緒にいった人がほとんどの間、寝ちゃってたから…(泣)

実はちょっと奮発して、SS席(18,000円)だったのですが。
それでも寝ちゃってたみたいですので。
人によっては駄目かもですねえ。

(ま、その友人は1月のウィーンリングアンサンブルのコンサートでも…以下略)

私は喜んでみてました。
えっとねえ、インドからお招きしたチベット僧の皆さんによる読経がまず開演前に20分流れるわけですよ。(生ですよ、10名様くらいで朗々と)
あの、ものすごく独特なチベット密教のお経(らしい)、かなり胸の底の方にズーン!と来たわけですが。
人によっては(以下略…)

で、騎馬オペラって言うくらいですから、馬がたくさん出るのですが。
ま。
ぶっちゃけ、なんか意味不明に見えるのですよ。
でも、後から解説読んだら、よく分りました。
ストーリィや設定なんて無いんだそうです。
見たまんま、感じたまんま。それでいいのだそうです。

万人にお勧めは出来ませんが、私は大満足でした~☆

次は14日に上野でコンサートだ!!

投稿者 subaring : 22:21 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月31日

明日は「ジンガロ」!!

明日は「ジンガロ」に行ってきます!

木場でやる騎馬オペラなの~(笑)
http://www.zingaro.jp/

たのちみ、たのちみ♪

投稿者 subaring : 14:20 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月20日

唐招提寺展に行ってきました!

もう、以前から大好きだった唐招提寺ですが、今回唐招提寺展に行ってきて、ますます好きになりました。

今日は感動と興奮で、まともな文章が書けないため、後日、書けたら書きます~。
ふわふわ~~。しあわせー

投稿者 subaring : 22:48 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月09日

 「ウィーン・リング・アンサンブル」2005ニューイヤーコンサート!

今日は、母の知人の計らいにより、運良くチケットを手に入れることが出来た「2005ニューイヤーコンサート ウィーン・リング・アンサンブル」に行ってまいりました。
千葉に住む、大学時代の友人と、吉川駅で待ち合わせて、「田園ホール エローラ」へ。

※田園ホールエローラは、埼玉県松伏町に芥川也寸志氏の指導の下建設された音楽ホールです。
日本初のコンピューターによるデジタル音響設計の導入により、室内楽にもっとも適した残響時間に調整されており、専門家の方々から日本の代表的なホールとして高く評価されています。

田園ホール エローラ
http://www.h6.dion.ne.jp/~ellora/

(余談ですが、エローラのWebサイトは非常に見づらいし、使いにくいと思うのです。
バスの時間の関係で開演一時間前に到着してしまう事になったのですが、お茶を飲んだりする施設があるかどうか知りたかったのに、それらしい案内はありませんでした。
そして、行ってみてそのような施設は全く無かったことがわかったのですが、だったらそのように書いて欲しかったし、欲を言えば喫茶店の一つも欲しいですよ…
最寄り駅が二つで、そのどちらからもバスで20分、そして本数が少ない、という状況なのですからねえ。本当に余談ですが。)


私は、残念ながら、今年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートの様子は見ていなかったのですが、友人は、2005年ニューイヤーコンサートを視聴していたらしく、そのメンバーの演奏ということで尚更感慨深かったようです。
今年は今のところ観劇やコンサートの予定が無かっただけに、私にとっても嬉しいコンサートでありました。
いや、だって、ウィーンフィルだよ?!
こんな埼玉の片田舎に、そんな人たちが来てくれるってだけでありがたい話じゃありませんか!
出演される方々は以下の9名です。

【出演】
ウィーン・リング・アンサンブル
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
エクハルト・ザイフェルト(ヴァイオリン)
ハインリッヒ・コル(ヴィオラ)
ゲアハルト・イーベラー(チェロ)
アロイス・ポッシュ(コントラバス)
ウォルフガング・シュルツ(フルート)
ペーター・シュミードル(クラリネット)
ヨハン・ヒントラー(クラリネット)
ギュンター・ヘーグナー(ホルン)

【出演者プロフィール】
ウィーンの旧市街を取り巻くこの街ならではのみごとな環状道路、『リング』にちなんで命名されたこのアンサンブルは、まさにウィーンの音楽を演奏するために結成された。ライナー・キュッヒルを中心に、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ホルン各1にクラリネット2の9人編成で、全員ウィーン・フィルの腕利きのメンバーである。ウィーン情緒の香り高いJ.シュトラウスやランナーたちのワルツ、ポルカの演奏は、ウィーンに寄せる彼らの愛情と誇りを痛感させ、聴く者をこの上ない幸福感で満たしてくれる。

私は不勉強なので、お一人お一人に関しては存じてなかったんですけどね。
基本的に音楽が好きなので(曲がりなりにも吹奏楽部だったし)、ウィーンフィルと聞いてときめかないはずがないわけです。
曲目は以下の通り。

【プログラム】
J.シュトラウスII: オペレッタ「インディゴと40人の盗賊」序曲
ツィーラー: ワルツ「心地よい夜に」
J.シュトラウスII: エジプト行進曲
J.シュトラウスII: 常動曲
J.シュトラウスII: ワルツ「レモンの花咲くところ」
J.シュトラウスII: ポルカ・シュネル「ハンガリー万歳!」
J.シュトラウスII: ワルツ「春の声」
ツィーラー: ポルカ・シュネル「気も晴れ晴れと」
ヨゼフ・シュトラウス: ポルカ・シュネル「おしゃべりなかわいい口」
A.ランナー: ワルツ「最初の願い」
J.シュトラウスII: オペレッタ「こうもり」メドレー
J.シュトラウスI: 中国のギャロップ

演奏は、素晴らしゅうございました。
田んぼの真ん中にある、客席も少ない、小さなホールでしたけど、なんだかどこぞの宮廷での晩餐会とかそんなのに出てるみたいな気持ちでした。
幸せ!
なんといっても、演奏者の皆さんが、にこやかに楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。
そう、オーケストラじゃなくてアンサンブルなので、指揮者が居ないのですよ!
指揮者が居ないということは、演奏者同士が、目と目で合図しあったり体をゆすったりして、演奏のタイミングを合わせたりするわけです。
顔を見合わせてにっこり!
とか、
(冗談で)自分の楽器を相手に向けてヴァー!って鳴らしたり!
とか。
一流だけど、堅苦しくなくて、本当に楽しかったです。
特に、私がフルート奏者だったってこともあって、フルート奏者のウォルフガング・シュルツ氏に注目していました。
彼は、本当ににこにこ楽しそうに演奏していましたが、エジプト行進曲(だったとおもう…)では歌いだしたり、「常動曲」では「いつまでも続きます!」と日本語で終わりの合図をしたりと、大活躍でした。

※「常動曲」とは、同じフレーズの繰り返しの曲で、演奏者の誰かが「このままいつまでも続きます」と言うまで延々繰り返される曲なんだそうです。


【アンコール】
(一曲目失念!)
J.シュトラウスII:美しく青きドナウ
J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲

演奏が終わってからは、とにかく拍手の嵐!もう、本当に嵐のようでした!
延々と鳴り響く拍手の嵐に応えて、何度も舞台袖から現れ、挨拶をし、そして、3曲ものアンコール曲を演奏してくれました。
ちょっと、一曲目を書きとめてこなかったのですが、後日調べて見つかったら掲載します。
そんなことより、二曲目「美しく青きドナウ」!!よく聞く曲ですが、生はやっぱり、違う!もう!素晴らしい!!
そしてそして、三曲目「ラデツキー行進曲」!!!
ラデツキー!!

関連記事
ウィーン・フィルが新年演奏会、津波被害者に配慮 (日経新聞者)
演奏会の結びの恒例となっている「ラデツキー行進曲」はインド洋大津波の被害者に配慮し、演奏を自粛。

今年のニューイヤーコンサートでは、演奏が自粛された「ラデツキー行進曲」!!!
それを(アンサンブルとはいえ)生で聞くことが出来たなんて!!!
うおーーー!大興奮!!分かる人には分かるよね?!ね?
すっげーーーー!!!
演奏終了後も、嵐のように拍手が鳴り響いたのは言うまでもありません!

だがっ!
それだけじゃなかった!
「ウィーン・リング・アンサンブル」2005ニューイヤーコンサートは感激の総合商社ですか!?

パンフレットまたはCDを購入した方には、アンサンブルメンバーからサインがもらえます!というもの。
私は、コンサートに行ったらパンフレットは迷わず買う、という基本方針なので、このたびも購入しており、サインを頂く権利を獲得していたのです~!
かなりの人数がサインをもらう列に並んでいたので、慌てて階段を下りました。
ちょうど、演奏を終えた皆さんがロビーに登場!巻き起こる拍手!
そんな中、いそいそと列に並ぶと、かなり遅れをとった模様…友人を待たせてしまって申し訳ないものの、嬉しくって顔はにやけっぱなし。
私はシュルツ氏の「牧神の午後への前奏曲 フランス近代フルート作品集」のCDも購入していたので、サインを頂けたら頂こうかな~…と思ってジャケット取り出しを準備していました。
いよいよ順番が近づいてきて、先ほどステージの上で素晴らしい演奏をなさっていた面々が間近に迫ってきました。
並んで座っている最初の方の前にパンフレットを差し出すと、あっという間にサインを終えて、次の方へ、また次の方へ…なんと、本人よりもずっと先にパンフレットは最後の方の前へ。
私はシュルツ氏のところでCDのジャケットを見せて頭を下げてみたら、サインをいただけて、嬉しかったので「ありがとうございました!」って言ったのですが、「ダンケシェーン」くらい言えばよかったと、今更恥ずかしくなってみたり。
もう遅い~!
そんなこんなで無事サインを頂き、帰路に着きました。

もちろん、友人と喫茶店でケーキ食べながらもう一興奮致しましたけどね。当然!
やっぱり良いよなあ…音楽は良いよねえ…。
今年は、少しフルート吹こうかなぁ…などとうっかり思ってしまった夕べでした。


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「ウィーン・リング・アンサンブル」2005ニューイヤーコンサートが1月9日午後3時から松伏町ゆめみ野東の田園ホールエローラで開かれる。

投稿者 subaring : 22:29 | コメント (0) | トラックバック