メインの頁へ戻る | 2005年02月 »

2005年01月24日

ぽっかりと空虚なのです。

なんと説明してよいのか…

なんだかぽっかりと空虚なのです。

ラッキーが死んで一ヶ月がたちましたが。

ラッキーの夢を見るのですよ。

夢の中の私は、ラッキーが死んだことを知っているのに、ラッキーが出てくるのです。

「死んじゃったんだから、触れるはずが無い」って言って、手を伸ばすと、なつかしいあのあったかいやわらかい感じがする!

なんで?!どうして?!死んだはずだよ?

って思って目が覚めるのですよ。

その後の空虚な感じは、言葉では言い表せないのです。

ぽっかりと空虚なのです。

だけどふつうに仕事して、楽しくお昼とか食べたり出来ちゃうのです。

でも、中身は、本当は虚ろなの。ぽっかりなの。

楽しくしてる私は何なんだろう?嘘なの?偽者かな?

よく分らない…けど、そんな感じで空虚で仕方が無いのです。

投稿者 subaring : 22:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月11日

通院と読書感想文と筋肉痛

今日は、通院のためもあって、会社をお休みしました。
土曜日から続けて4連休ですね。

そんなわけで、朝から父と一緒に(父も同じ病院に通院中…)車で出かけたわけなのですが。
行ってみると、皮膚科は今日は午後から!てなわけで、父の診療が終わるのを待ち、無意味に午前中を過ごしました(笑)
とはいえ、ただぼんやりするのももったいないので、待合室でじっくり読書などしました。
最近は電車の中でパソコンをいじっていることが多く、読書の機会が減ったので、ちょうど良い時間だったといえばそうでした。
改めて午後、病院に行きました。ふう。

待合室で読んだのは
中里尚雄著 「生かされた意味」(株)飯塚書店
たかはしみき著 「まいにちトースト」技術評論社
の二冊です。(持参しました)

簡単な感想
「生かされた意味」
以前読んだ「水人」の続きにあたる本なのです。
2003年1月に交通事故で瀕死の重傷を負い、プロサーファーとしての復帰は不可能と宣言されてしまった中里尚雄さんが、努力と根性でリハビリを繰り返し、持ち前の前向きな精神で見事プロ復帰を遂げるまでの日記です。
事故にあった直後の辛い入院生活や、痛みとの戦いなど、読んでいる方まで眉をしかめたくなる生々しさですが、それだけに、中里さんのポジティブな考え方や明るさに救われて、読み進めていくことになります。
こんなに、辛い目にあって、こんなに前向きに居られるものなのかなあ…と不思議になりますが、そこが中里さんの魅力なのでしょうね!
本文中よく登場する「ローリング輝子さん」は、私の高校時代の英会話塾の先生でもあります。
ローリング先生も、同じように酷い事故から復活された方で、やっぱり非常に明るくて前向きな方。
命の危険を乗り越えた方々だからこそたどり着ける境地のようなものがあるのでしょうかしらねえ…。
とにかく、普通の日記とは一味居違った、中里さんの日記「生かされた意味」。
(おそらく)あなたが送る生活とは随分違った、海の世界の男の日々の感慨や呟きです。


「まいにちトースト」
たかはしみきさん、と聞いても今ひとつピンと来ない方も「こげぱん」の作者と言ったら分かるかもしれません。
イラストレーターたかはしみきさんの素敵な、かわいらしい、そしてたまらなく美味しそうなイラスト満載の、トーストメニューの本です。

こげぱん
http://www.san-x.co.jp/pan/pan.html

トーストの色々なレシピと、それに付随するちょっとしたレシピ類が、たかはしみきさんのかわいらしい(本当に、何度も言うけどものすごく!)イラストたっぷりで語られています。
試してみたいレシピも沢山!
(たとえ毎日じゃなくても)朝食にパンを選ぶことがある方は、是非とも読んでみてくださいな、幸せになります。

//簡単な感想おわり

そんな感じで、通院も終わり、家に帰ったわけです。
帰りの車の中で、夕飯のメニューの話になり、今日は八百屋さんが来る日だから、野菜と果物を沢山買おう。そしてフルーツサラダをたべよう!
ということになりました。
フルーツサラダとは、ざく切りにした果物をどんぶりに放り込んで、上から生クリームをかけただけの代物です。

と言うことを踏まえて。

サラダにかける生クリームですが、いつもは泡立てずにそのままだらっとかけていました。
しかし。今日に限ってちょっと泡立てようか、という話になりました。

実は、試してみたいことがあったのです。

以前テレビでやっていた、
「マヨネーズの空き容器を綺麗に洗って生クリームを入れてよく振ると簡単に泡立てられて、しかも搾り出せば星型!余ったら逆さにして冷蔵庫に入れておける!」
というのを試してみたかったのです!

早速、マヨネーズの空き容器を綺麗に洗って生クリームを入れました。
そして凄く苦労して砂糖もいくらか入れました。
暖かいと固まりにくいだろうから、寒い玄関に移動し、いざ、シェイク!!!

いざ!
いざいざ!!
いざいざいざ!!!
シェイク~~~~~!!!ぐわああああああ!!!

髪振り乱して玄関にて大暴れしつるも、くりいむ、固まらず・・・
それでも、ちょっと、どろっとするまで頑張りました。
おかげでフルーツサラダは今までに無く美味しかったですが、疲れました。

…結局、後日体のかなりの部分が筋肉痛(笑)という酷いことに…

投稿者 subaring : 22:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月09日

 「ウィーン・リング・アンサンブル」2005ニューイヤーコンサート!

今日は、母の知人の計らいにより、運良くチケットを手に入れることが出来た「2005ニューイヤーコンサート ウィーン・リング・アンサンブル」に行ってまいりました。
千葉に住む、大学時代の友人と、吉川駅で待ち合わせて、「田園ホール エローラ」へ。

※田園ホールエローラは、埼玉県松伏町に芥川也寸志氏の指導の下建設された音楽ホールです。
日本初のコンピューターによるデジタル音響設計の導入により、室内楽にもっとも適した残響時間に調整されており、専門家の方々から日本の代表的なホールとして高く評価されています。

田園ホール エローラ
http://www.h6.dion.ne.jp/~ellora/

(余談ですが、エローラのWebサイトは非常に見づらいし、使いにくいと思うのです。
バスの時間の関係で開演一時間前に到着してしまう事になったのですが、お茶を飲んだりする施設があるかどうか知りたかったのに、それらしい案内はありませんでした。
そして、行ってみてそのような施設は全く無かったことがわかったのですが、だったらそのように書いて欲しかったし、欲を言えば喫茶店の一つも欲しいですよ…
最寄り駅が二つで、そのどちらからもバスで20分、そして本数が少ない、という状況なのですからねえ。本当に余談ですが。)


私は、残念ながら、今年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートの様子は見ていなかったのですが、友人は、2005年ニューイヤーコンサートを視聴していたらしく、そのメンバーの演奏ということで尚更感慨深かったようです。
今年は今のところ観劇やコンサートの予定が無かっただけに、私にとっても嬉しいコンサートでありました。
いや、だって、ウィーンフィルだよ?!
こんな埼玉の片田舎に、そんな人たちが来てくれるってだけでありがたい話じゃありませんか!
出演される方々は以下の9名です。

【出演】
ウィーン・リング・アンサンブル
ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
エクハルト・ザイフェルト(ヴァイオリン)
ハインリッヒ・コル(ヴィオラ)
ゲアハルト・イーベラー(チェロ)
アロイス・ポッシュ(コントラバス)
ウォルフガング・シュルツ(フルート)
ペーター・シュミードル(クラリネット)
ヨハン・ヒントラー(クラリネット)
ギュンター・ヘーグナー(ホルン)

【出演者プロフィール】
ウィーンの旧市街を取り巻くこの街ならではのみごとな環状道路、『リング』にちなんで命名されたこのアンサンブルは、まさにウィーンの音楽を演奏するために結成された。ライナー・キュッヒルを中心に、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ホルン各1にクラリネット2の9人編成で、全員ウィーン・フィルの腕利きのメンバーである。ウィーン情緒の香り高いJ.シュトラウスやランナーたちのワルツ、ポルカの演奏は、ウィーンに寄せる彼らの愛情と誇りを痛感させ、聴く者をこの上ない幸福感で満たしてくれる。

私は不勉強なので、お一人お一人に関しては存じてなかったんですけどね。
基本的に音楽が好きなので(曲がりなりにも吹奏楽部だったし)、ウィーンフィルと聞いてときめかないはずがないわけです。
曲目は以下の通り。

【プログラム】
J.シュトラウスII: オペレッタ「インディゴと40人の盗賊」序曲
ツィーラー: ワルツ「心地よい夜に」
J.シュトラウスII: エジプト行進曲
J.シュトラウスII: 常動曲
J.シュトラウスII: ワルツ「レモンの花咲くところ」
J.シュトラウスII: ポルカ・シュネル「ハンガリー万歳!」
J.シュトラウスII: ワルツ「春の声」
ツィーラー: ポルカ・シュネル「気も晴れ晴れと」
ヨゼフ・シュトラウス: ポルカ・シュネル「おしゃべりなかわいい口」
A.ランナー: ワルツ「最初の願い」
J.シュトラウスII: オペレッタ「こうもり」メドレー
J.シュトラウスI: 中国のギャロップ

演奏は、素晴らしゅうございました。
田んぼの真ん中にある、客席も少ない、小さなホールでしたけど、なんだかどこぞの宮廷での晩餐会とかそんなのに出てるみたいな気持ちでした。
幸せ!
なんといっても、演奏者の皆さんが、にこやかに楽しそうに演奏されていたのが印象的でした。
そう、オーケストラじゃなくてアンサンブルなので、指揮者が居ないのですよ!
指揮者が居ないということは、演奏者同士が、目と目で合図しあったり体をゆすったりして、演奏のタイミングを合わせたりするわけです。
顔を見合わせてにっこり!
とか、
(冗談で)自分の楽器を相手に向けてヴァー!って鳴らしたり!
とか。
一流だけど、堅苦しくなくて、本当に楽しかったです。
特に、私がフルート奏者だったってこともあって、フルート奏者のウォルフガング・シュルツ氏に注目していました。
彼は、本当ににこにこ楽しそうに演奏していましたが、エジプト行進曲(だったとおもう…)では歌いだしたり、「常動曲」では「いつまでも続きます!」と日本語で終わりの合図をしたりと、大活躍でした。

※「常動曲」とは、同じフレーズの繰り返しの曲で、演奏者の誰かが「このままいつまでも続きます」と言うまで延々繰り返される曲なんだそうです。


【アンコール】
(一曲目失念!)
J.シュトラウスII:美しく青きドナウ
J.シュトラウスI:ラデツキー行進曲

演奏が終わってからは、とにかく拍手の嵐!もう、本当に嵐のようでした!
延々と鳴り響く拍手の嵐に応えて、何度も舞台袖から現れ、挨拶をし、そして、3曲ものアンコール曲を演奏してくれました。
ちょっと、一曲目を書きとめてこなかったのですが、後日調べて見つかったら掲載します。
そんなことより、二曲目「美しく青きドナウ」!!よく聞く曲ですが、生はやっぱり、違う!もう!素晴らしい!!
そしてそして、三曲目「ラデツキー行進曲」!!!
ラデツキー!!

関連記事
ウィーン・フィルが新年演奏会、津波被害者に配慮 (日経新聞者)
演奏会の結びの恒例となっている「ラデツキー行進曲」はインド洋大津波の被害者に配慮し、演奏を自粛。

今年のニューイヤーコンサートでは、演奏が自粛された「ラデツキー行進曲」!!!
それを(アンサンブルとはいえ)生で聞くことが出来たなんて!!!
うおーーー!大興奮!!分かる人には分かるよね?!ね?
すっげーーーー!!!
演奏終了後も、嵐のように拍手が鳴り響いたのは言うまでもありません!

だがっ!
それだけじゃなかった!
「ウィーン・リング・アンサンブル」2005ニューイヤーコンサートは感激の総合商社ですか!?

パンフレットまたはCDを購入した方には、アンサンブルメンバーからサインがもらえます!というもの。
私は、コンサートに行ったらパンフレットは迷わず買う、という基本方針なので、このたびも購入しており、サインを頂く権利を獲得していたのです~!
かなりの人数がサインをもらう列に並んでいたので、慌てて階段を下りました。
ちょうど、演奏を終えた皆さんがロビーに登場!巻き起こる拍手!
そんな中、いそいそと列に並ぶと、かなり遅れをとった模様…友人を待たせてしまって申し訳ないものの、嬉しくって顔はにやけっぱなし。
私はシュルツ氏の「牧神の午後への前奏曲 フランス近代フルート作品集」のCDも購入していたので、サインを頂けたら頂こうかな~…と思ってジャケット取り出しを準備していました。
いよいよ順番が近づいてきて、先ほどステージの上で素晴らしい演奏をなさっていた面々が間近に迫ってきました。
並んで座っている最初の方の前にパンフレットを差し出すと、あっという間にサインを終えて、次の方へ、また次の方へ…なんと、本人よりもずっと先にパンフレットは最後の方の前へ。
私はシュルツ氏のところでCDのジャケットを見せて頭を下げてみたら、サインをいただけて、嬉しかったので「ありがとうございました!」って言ったのですが、「ダンケシェーン」くらい言えばよかったと、今更恥ずかしくなってみたり。
もう遅い~!
そんなこんなで無事サインを頂き、帰路に着きました。

もちろん、友人と喫茶店でケーキ食べながらもう一興奮致しましたけどね。当然!
やっぱり良いよなあ…音楽は良いよねえ…。
今年は、少しフルート吹こうかなぁ…などとうっかり思ってしまった夕べでした。


関連記事
ウィーンの楽団、松伏町でコンサート--来月9日 /埼玉(毎日新聞)
「ウィーン・リング・アンサンブル」2005ニューイヤーコンサートが1月9日午後3時から松伏町ゆめみ野東の田園ホールエローラで開かれる。

投稿者 subaring : 22:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月01日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

年末は、家族そろって別荘に行き、紅白を見て、行く年来る年を見て、一日は朝からお屠蘇&おせち料理。
これが例年の我が家の正月です。
今年も、恒例の正月となりました。ラッキー君は居なかったけれどもね。

昨年中は、「2004年を表す漢字」に「災」が選ばれるなど、災害が多く、それだけに、何事もない新年を願った方も多いかと思います。
もちろん私もその一人であります。
特に10月の中越地震、年末のスマトラ島沖地震など、地震に関しては感じるところが有る方も多いかと思います。
少なくとも私は非常に怖いと思っています。

それをふまえて。

2005年1月1日 早朝 5時24分 茨城県東方沖 にて
マグニチュード推定5.3の地震発生…!!!

茨城県、福島県の一部で震度4。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/quake/quake.050101052457.03.0.html

うちの別荘、茨城県の海のそばなんですよ…っ、揺れた…揺れたよ、怖かったよっ!!ええ?
何事もない新年を願っってたんですよ、心の底から!
でもなんですか。
今年に入って5時間とちょっとでもう地震ですか!
勘弁してください、ウキャー!!

まあ、それもすぐおさまったので、すぐに寝ましたけどね。
寒かったですしね。

起きてからは普通に、お屠蘇飲んで、おせち食べて。
天気も良くていい正月でした。
海岸沿いを家族でぶらぶら一時間ほど歩きました。
絵に描いたような平和な正月でございました。

投稿者 subaring : 00:00 | コメント (0) | トラックバック